11月11日、下高井戸の日大文理学部のホールをお借りして、憩いの家50周年記念の集いが行われました。
事前に申し込んで下さった方、当日ご参加くださった方、合わせて160名。
たくさんの方が足を運んで下さり、楽しい嬉しい一日になりました。
基調講演は、大阪大学大学院の野坂祐子先生。
「子どもの成長と回復を支えるために」
トラウマの説明や対処法、現場でのむずかしさなど、とてもわかりやすく、温かい視点でのお話で、癒されました。
シンポジウムでは、井上先生の司会と憩いの家の3軒のホーム長がシンポジストで、近頃の子どもたちについてや、制度のことなどを話しました。
3ホーム長共ガチガチに緊張していましたが、募る思いを何とか口にすることができたように思います。
シンポジウムの時間内に質疑応答などの時間を設けられず、皆様の反応が気がかりでしたが、懇親会その他で、個別ではありますが感想やご意見をいただきました。
今後の参考にしたいと思います。
懇親会にも多くの方々が参加してくださいました。参加者全員、一人一人のお話を伺いたいところでしたが、時間の都合もあり、何人かの方々にお話をしていただきました。
若輩者の私(橋本)は、司会を務めさせていただきながらも、はじめてお目にかかる方々や、知らないエピソードも多く、改めて憩いの家の歴史の長さ、支援の輪の大きさ、温かさを痛感しました。
懇親会の最後には古川さん、神谷さんがそれぞれ歌を披露し、最後は武田さんを加えての「黄金トリオ」が奏でる三重奏で幕を閉じました。
皆さんの温かい歌声もとても印象に残りました。
二次会は下高井戸の「たつみ」という居酒屋で行いました。30名近い人数が集まり、大いに飲んで食べて語りました。そこでも一人一人自己紹介、感想を武田さんの希望により行いました。本当に久しぶりに会った方などもいてお酒が進んだ事と思います。あっという間に2時間が過ぎてしまいました。飲み足りない、話足りない人たちは、夜の下高井戸の街に消えていきました(笑)
一部、二部通して、映像に記録していますので、いつかDVD化されるかも(?)しれません。
当日参加された方も、されなかった方も、これまで50年間にかかわって下さったみなさまの温かい応援を糧にして、今後も今までと変わらず、子どもたちのための憩いの家でありたいと思います。
ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。 (憩いの家一同)